魘された←凄い字だ

部屋のカーテンと布団と壁のお面が3人の人に見えて
「あなたはこんな事をして…」
「これはもうご相談ですねェー」
「ご相談ですよォーわかりますー?」
と口々に話しかけてきた

そいつらがカーテンと布団とお面である事には気付いていたので
「黙れカーテン!」
と叫ぼうとしたが金縛りにかかっていて声が出ない
殴りかかろうとするも身体が動かない

これは脳みその誤作動による現象なのだから自分で自分の脳みそを刺激して誤作動を解除するしかないと思い
ありったけの爺声を解放した

…筈だったが解放しきれず
「ぽろっぽろっぽろっぽろっぽ~」
爺声ではなく鳩声を解放してしまっていた
それでも何度か続ければ爺に戻れる筈だと信じて叫び続けていた
「ぽろっぽろっぽ~」
「ぽろろろろ~」
「ヴェポロッポロヴェ~」
「う゛ぇぼッ!?ぶああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

煩わしい3人は消え、僕は爺声と爽やかな朝を取り戻した
起きたら息切れしてるなんて何年ぶりだようひゃひゃ
階下にお母さんいたけど全く聞こえなかったらしい

実際の出来事だろうけどなかなかすごい出来事だと思うので一応タグつけといた

たけお

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