ぶちまけそのさん

これも中がくせいが買い来ました

「鬼頭オパーリンの最期」

その日、オパーリンはいつもの様にイチジクラーメンを食べながら心筋梗塞をして遊んでいた。

その日、オパーリンはむせ返ったトレヴィアン・アンヴィシャスを笑い者にしながら自分も笑い者としてこの地に現れた。

その日、オパーリンは毛むくじゃらのバスケットボールを何も知らない死琉火唖さんに百億万円で売りさばいた。

その日、オパーリンは自宅に乗り込んできたマフィアン・コミュニティの人間を返り討ちにした。

その日、オパーリンは脳味噌を露出したマジタニファンクラブの会長と飛んでいった。

その日、オパーリンはミサイル搭載の要塞に無断で入り込み、パーソナルコンピュータのプログラムの中に引き込まれた。

その日、オパーリンはプログラムの中の椎茸和室で三十九万五千七百三十八個の椎茸を全て平らげた。

その日、オパーリンは椎茸の食べ過ぎで夜中、椎茸になった。

その日、オパーリンは椎茸としてこの世を去った。

あぁ あっけない。

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