ひとりかくれんぼはしたくない

かくれんぼがしたい
隠れるのも捜すのも大好きさ

小2の時にお父さんと家の中でかくれんぼしてて僕が隠れる番になって
布団の中にタオルケットを丸めて入れていかにも僕が入っているように見せかけた
それだけでは不十分だと思い、赤い靴下(布団が薄い水色だからよく目立つように赤を選んだ)の中にティッシュを詰めて布団の下からはみ出るように置いた
そして自分は壁と家具の間に挟まってお父さんが来るのを待った
お父さんは徐々に階下から上って来て見事引っ掛かった
でもその瞬間嬉しくて思わずウフウフ笑ったら気付かれてしまった
「なんだそこにいたのか出て来いよー」と言われたので出て行ったらそこにいたのはお父さんではなく両手に包丁を持った強盗だった

最後は嘘だよ何となく付け足したくなっただけだヒャハハ

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