さっき何となく「きゃあ」って書いたけど、僕は驚いても「きゃあ」なんて言いません
というか「きゃあ」なんてどこからも出てこないぞ
でもゆうたは「きゃあ」が喉から自ずと出てしまうらしい
不思議だ
僕が本当に驚いたら文字で表記しにくい声が勝手に出てしまう
冬に街中でゆうたと僕がほぼ同時に滑って転びそうになった時
ゆうた「きゃあ！」
僕「ヴぉえ゛ー！」
こんな感じで真逆の叫び声がほぼ同時にあがった
その瞬間にすれ違った人嫌だったろうな
なんかあれだよ、二人ともむしゃくしゃしてる時に適当な通行人を一人決めて
両脇に並んでその人を二人で挟んだ状態で真逆の叫び声を交互に披露しながらどこまでもついていけばおもしろい
30分後
「さ、さっきから何なんですかあなた達！僕の隣で叫ばないで下さい！！」
「おや、どうされましたか麦踏み君。わたくし達はあなた様のボディーガードでございます。実は先日あなた様のお母様から『息子の麦踏み君をどうぞよろしく』とのご依頼を受けまして…」
「麦踏み君じゃねぇ！僕はたかふみ君だ！！たかふみ君と呼べ！！！それ以上麦踏み君の名を口にしたらお前らの家の前で麦踏み自殺してやる！！！！！！！！お前らが別々の家に住んでようが関係ねぇぞ！！たかふみ君である僕は全身全霊のたかふみ君を総動員させて最強のたかふみ君になりすましお前ら二人の家の前に同時に現れ同時に麦を踏み同時に息耐える！！！！！！！それがたかふみ君だ！！！！！！！！！どうだ！！！嫌だろう！！！嫌だと思ったら二度と僕を麦踏み呼ばわりしないと誓え！！」
「うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だ。うるさい麦踏み君だガーラーぴー」
飽きた